美容室開業を目指している方へ
美容室を開業したい!
独立したい!
大きな夢を持ちましょう。
カリスマ美容師を目指すのも良いでしょう。
しかしまずは現実を見ましょう。
美容室開業を目指している方へ。
美容師の免許は持っていますよね。
では次のようなことを考えていますか。
美容室と理髪店の違いは何か
美容室開業を目指している人にとって、
当たり前すぎることでしょう。
しかし本当に美容室と理髪店との違いを理解していますか。
例えば美容室は、
女性に対し、髪を中心とした美容に関するお手伝いをするお店です。
美容師法によって規定されています。
正式名称は美容所です。
とはいえ美容整形やエステとは異なります。
ちなみに2015年7月までは
「男性のカットだけ」というサービスはできなかったようです。
一方で理髪店は、いわゆる床屋さんです。
こちらは理容師法に規定があります。
正式名称は理容所です。
理容師でなければカミソリを使うことができません。
そのため現在でも、
顔のムダ毛を剃るために床屋へ通う女性が少なくないようです。
将来的には両者を一体化しよう!
そんな動きがあるようです。
美容室を開業するなら立地が大切
美容室を開業したいなら、立地が大切です。
できれば大きな道沿いの1階にしたいですね。
しかしそれだと家賃が厳しいですか。
とはいえ有名美容室のチェーン店なら問題ありませんが、
雑居ビルの2階以上で新規開業するのは大変です。
お客さんとしても、入りづらいでしょう。
なお昨今は美容室も乱立状態です。
女性でも1000円の格安床屋へ行く傾向があります。
そういう意味では、客層を見定めましょう。
美容室へ通うような女性が多い街なのか。
一方でライバル店があることも立地上のポイントです。
お客になって探ってみましょう。
常連さんがたくさんいそうなら、自分にも商機はあります。
美容室の開業資金はどのくらい必要か
美容室を開業する場合、実際にどのくらいの資金が必要でしょうか。
もちろん地域にもよります。
広さも関係するでしょう。
とはいえ設備費用として最低でも500万円を念頭に置きましょう。
できれば1000万円あると安心ですね。
銀行などに融資してもらいたければ、
半分は自己資金であることを示しましょう。
金融機関も納得します。
なお美容室に限りませんが、新規開業で失敗する理由は何か。
それは運転資金です。
いきなりお客さんは来ません。
宣伝費用も要ります。
スタッフの給料もあります。
考え方として、1年間お客さんがゼロでも、
家賃、給料、水道光熱費などを支払い、
さらにローンの返済ができるくらいの準備や覚悟は必要です。
どんな美容室にしたいのか
美容室はたくさんあります。
中でもあなたのお店に来てくれる。
そのためには、どんな美容室にしたいのか。
コンセプトが大切です。
髪形を作るテクニックは当たり前です。
それプラスアルファで何をお客さんに提示できるでしょうか。
もちろん急ぎのお客さんもいるでしょう。
しかし予約してくるお客さんは、リラックスしたいはずです。
そんな気配りも有効です。
一方で、○○さんみたいにして!
芸能人の写真を見せてくるお客さんもいるでしょう。
その際にどんな対応をするのか。
お客さんと信頼関係を築けるか。
リピーターを生むポイントです。
どんなスタッフを求人すべきか
美容室を一人で運営するのは不可能です。
実質的には、椅子の数だけスタッフが必要です。
加えてシャンプー要員、
受付が別途いるとスムーズですね。
もちろん見習いの美容師も欲しいですね。
とはいえお店として統一感のあるスタッフを求人すべきです。
多様な技を持つことは大切です。
しかし店長とコミュニケーションのとれることが重要です。
勝手に何かするようなスタッフは、
常連さんを引き抜いて独立しがちです。
あなたもそうですか。
ポジティブになりましょう
新しいことを始めるには不安があります。
しかしポジティブになりましょう。
失敗を恐れていては、何事も成功しません。
もちろん入念な準備をしましょう。
それでも落とし穴がたくさんあります。
美容室開業を目指すなら、諦めないことです。
石の上にも三年です。
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